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Posted by naturum at

2007年06月14日

夏鳥情報(ムラサキサギ・・・)

夏鳥も終わったかと思っていた今日この頃です。

そんな時期にひょこりと現れました。

ムラサキサギ





図鑑によると南西諸島で留鳥(日本では八重山諸島)
想像するに中国大陸辺りに渡る途中なのでしょうが、それにしても遅い渡りです。
繁殖地に渡り、子作り、子育てする時間があるのでしょうか?

見れるのは嬉しいのですが、ちょっと心配です。


もちろん初見の鳥です。
早朝の田んぼでコサギ、ダイサギ、アオサギ、アマサギ等とちょっと距離をおいて
一羽だけポツンとムラサキサギです。
この格好のままじっとしてました。

後で後悔したのですが、そんなに見れる鳥ではないのは事実、もう少しじっくり見ておくべきでした。
理由はもう1種の夏鳥が気になっていたからです。  続きを読む

Posted by fukurou at 22:57Comments(8)野鳥

2007年06月13日

たまにはトンボ

昨日も4時起きで鳥見へ出てました。

鳥の方は大成果だったのですが、今夜は鳥見レンズで割りとよく撮れた

ミヤマカワトンボ



カワトンボの中では最大、山の中の渓流とても目立つ存在です。
とても目立つのでご覧になられた方も多いでしょう。


トンボを双眼鏡で見ていて綺麗な色だったので撮ってみる気になったのですが、
どうです・・・こうしてじっくり見ると凄いとしか言葉が出ません。

しかし、何で止まっているトンボを撮るのに道幅いっぱいの距離が必要なんでしょうか(笑)
撮っていてつい笑ってしまいました。




トンボを浮き立たせる為にバックにあった白い石垣をぼかして使ってみました。
鳥が撮れない合間のちょっとした遊びです。  

Posted by fukurou at 23:37Comments(6)虫たち

2007年06月11日

旅の終わりは

宮崎の暗い森に4日間いて、いささか疲れも感じていたので帰路の途中からは随分外れますが
大分の久住連山を仰ぎ見る阿蘇方面へクルマを走らせました。

途中以前ヤマセミを観察したポイントへも陽が落ちる前に行ける!
そう感じて夕方5時に到着。
1時間余りそこで様子観察しました。
カワセミのペアが川の上流から下流へ、また戻ってきて上流へ
結局4往復してくれました。
その度に目の前の枝へ止まってくれるのですが、長居はしてくれません。
カワセミも暮れてしまうまでの短い時間を意識してか必死に獲物を探しているようでした。

そのうち、あの懐かしい鳴声とともにヤマセミも登場!
ヤマセミも5秒ほど目の前の太い枝に止まって姿を見せてくれました。

居てくれるだけで嬉しい鳥です。



長者原の駐車場でPキャンしての朝

   
  
久しぶりに広角レンズを着けてこの場所を散策しました。
高原の朝、この場所なら鳥の姿も充分に楽しめます(笑)

鳥はデジスコの練習のつもりで撮りました。



あなたはだぁ~れ?



おぉおぉ~と赤いほっぺのホオアカ君ですねっ!

こんな所に来てましたかぁ~



以前夏鳥のご紹介で一度記事にしました。

ハート ぽっです(笑)

ホオアカの囀りがいたるところから聞こえます。

デジスコには慣れてないので囀りの微妙な写真ですね(笑)

もちろんホオジロ君も負けずに囀っています。

ホオジロとは微妙に違うので、ホオジロの囀りを聞きなれた方なら うん? と首を傾げることでしょう(笑)



また今季初めてこの場所でようやくカッコウの声を聞けました。

森で鳥の姿を探すのに疲れたら、たまにはこういう所へ行くのもいいものです(笑)



カッコウの登場を待つ図(笑)  

Posted by fukurou at 00:04Comments(12)旅で出会った鳥たち

2007年06月08日

南の森 (アカショウビン)

写真がほとんど撮れないままで、この森を歩き回りました。

ヒル対策に急遽買ったゴム長で2日間歩くと、当然ながら歩きにくく筋肉痛と靴擦れが起きます。

歩かないで黙って立っているとヒルが長靴を上ってくるのに、座ってゆっくり待機も出来ず

とほほ・・・でした(笑)

自然の中にお邪魔している身ですから肩身が狭いのは当然なのですが、夜の爆睡が続きました(笑)


写真に撮れなかった野鳥の話もつまらないでしょうから唯一この場所で撮れたアカショウビンのお話を・・・



この子はいつも唐突に現れます。

遠くで鳴声が聞こえたと思っていると、いつのまにかそこにいます(笑)

ですからいつも驚かされます。



もう少しトリミングしてみます。



アカショウビン

夏鳥で全国に飛来してます。
おそらく山歩きをされる方々は独特の「キョロロロー」と尻下がりの声で鳴く声は聞かれたことがあるのではないでしょうか・・・。

姿が似ているカワセミ、ヤマセミの留鳥と同じカワセミ科の鳥ですが、繁殖域は深い森林で古いキツツキ類の古巣やアリ塚などで営巣しています。
食性は森林の沢沿いにいるカエル、トカゲ、サワガニ、昆虫類だそうです。
このバードプールではよくヤゴを食べているようです。




バードプールがあるこの場所では殆んど人間の存在を気にしません。

この場所をテリトリーとするのはこの子で、土日は姿を見せなかったのですが月火は定時に来てくれました。



話では沢ごとに縄張りの境界線があり、別の個体が来てもそこから先には入ってこないという事でバードプールがあるこの場所は独り占めです。

ですからこの子は今季たくさんの野鳥ファンのモデルになることでしょうね(笑)



この日は色々な角度で見せてくれました。

こんなにサービスしてくれて良いのでしょうか・・・(笑)



アカショウビンは意外と多くの個体が全国に散らばって繁殖しています。

皆さんのお近くの山でもし「キョロロロー」と尻下がりの声で鳴く声が聞こえたら、この鳥の姿を思い浮かべて下さい。

きっと気づいたらその森への愛着も少しは増すのではないでしょうか・・・(笑)

  

Posted by fukurou at 23:55Comments(12)旅で出会った鳥たち

2007年06月08日

南の森 その一

6月2日早朝から宮崎へ出かけました。

あいにく宮崎は前日から入梅し、案の定熊本あたりから雨模様、
晴天を待っていても連休が潰れるだけですから、とにかく出ないと!

4時間余りの移動で着いた場所は保護された自然林が残された場所です。

初めの2日間は一日中雨で、しかも自然林の中ですから野鳥の囀りはたくさん聞こえてきますが、
姿を見るのは稀、シャッターを切ることもなく森の中を歩き回りました。

そんな中でも普通にニホンジカの群れと遭遇します。

初めの頃は驚き、珍しくもあり写真に撮りましたが、考えてみたらこういう風な光景が普通なんだと、
改めて麻痺した自分の感覚があるのを知ります。




雨は予想していたのでその対策はしてましたが、それ以外にこの季節ヤマビルがいました。

ヤマビルは森の中に入ると人間の体温、足音、呼吸等に反応して葉っぱから飛びついてきたり、足元から這い上がって皮膚に喰いついてくるそうです。
小さなヒルは吸った血液で膨れ上がり、いっぱいに膨らむと自然に落ちていきますが、
血管を広げる分泌液を出すようで、しばらくは吸われた後も血が止まりません。
気づかない間に衣服が血に染まっているという事もよくあるそうです。
痛くも痒くもありませんが慣れないので気になってしまいます。

山歩きをされる方はよくご存知で対策も万全なのでしょうが、そんなことを知らずに来てしまった私の気持ちを引かせるには充分で、どんどん森の中へ入っていく気持ちになれませんでした(笑)




豊かな自然林では2日間雨が降っても小さな沢でも殆んど水の流れを見ることもありません。
たまに小さなぬかるみがありますが、そこは踏み固められた遊歩道くらいです。




自然林の森の中から聞こえてくる声は

アカショウビンのラブ&コール
ヤイロチョウの求愛の囀り(初めて囀りを聞きました)
アオバトの囀りはいつ聞いてもハトとは思えない(笑)
ツツドリが低音でリズムを引き受けます(笑)
他のキツツキ類もそれに加わり
ゴジュウカラの囀り(初めて囀りを聞きました)
トラツグミの神秘的な囀り

沢沿いへ行くと決まって聞こえる

ミソサザイの高らかな囀り
サンコウチョウのラブ&コール
ヤブサメが森の雰囲気を高めてくれて
オオルリの声も彩りを添えてくれます。

森のどこからでも聞こえてくる

イカルの色々に変化する囀り

キビタキの声はこの森から続く登山口あたりから聞こえてきます。

これらの囀りがたまに重なり森の豊かさを表現するかのように合唱になったりします。
静かに耳を傾けているのは至福の時です。



この囀りを聞きに今年もまた来てしまった。

もちろん録音もしてきましたが、相変らず編集に戸惑っています(笑)
アップロードできればいいのですが・・・。
これからの季節、小型で簡単なボイスレコーダーの方が使い勝手がいいようです。

この森の管理をされているNさんはケイタイの写真機能でヤイロチョウを撮られたそうで、ボイスレコーダーで録音されてました。
脱帽です(笑)

続く・・・。  

Posted by fukurou at 16:46Comments(2)旅で出会った鳥たち

2007年06月07日

夏鳥情報(アオバズク)

南の森の旅の記事は写真の整理でもう少しお待ち下さい。

その間に5月末頃に飛来したアオバズクの記事を入れます。

去年、一昨年と同じ洞で繁殖するアオバズクが今年もようやくやってきました。
去年は探しに行きましたが見つけられずにいた場所です。

市内某所、近くに古い神社跡があり、大きな木も残っているのでてっきりそこだと勘違いしてました。
何と人も車も頻繁に往来する、割と小ぶりなセンダンの木の洞を今年も繁殖に使うようです。
洞と往来する人との距離はキジバトでも飛んで逃げてしまうような距離。
今年は街路灯も新たに設置されたようで、夜でも随分明るいのでこんな所で大丈夫なのでしょうか・・・。
そう思わせる場所でした・・・唖然でした。

でも夜になると街灯にあつまる昆虫類が良い餌になるので意外と合理的なのかも・・・(笑)



昼前ですから少し眩しすぎるのでしょうか?
睨まれているようにも思われますが・・・(笑)

大きさはキジバトより少し小さめです。



私にとっては初フクロウ類ですが、あっけなく写真に収まりました。
撮影時間1分以内で終了し、退散です。

例年ならしばらくすると雛が巣立つのも見れます。
うまくこの場所で繁殖してくれることを祈るばかりです。  

Posted by fukurou at 23:11Comments(6)野鳥