2007年06月08日
南の森 その一
6月2日早朝から宮崎へ出かけました。
あいにく宮崎は前日から入梅し、案の定熊本あたりから雨模様、
晴天を待っていても連休が潰れるだけですから、とにかく出ないと!
4時間余りの移動で着いた場所は保護された自然林が残された場所です。
初めの2日間は一日中雨で、しかも自然林の中ですから野鳥の囀りはたくさん聞こえてきますが、
姿を見るのは稀、シャッターを切ることもなく森の中を歩き回りました。
そんな中でも普通にニホンジカの群れと遭遇します。
初めの頃は驚き、珍しくもあり写真に撮りましたが、考えてみたらこういう風な光景が普通なんだと、
改めて麻痺した自分の感覚があるのを知ります。

雨は予想していたのでその対策はしてましたが、それ以外にこの季節ヤマビルがいました。
ヤマビルは森の中に入ると人間の体温、足音、呼吸等に反応して葉っぱから飛びついてきたり、足元から這い上がって皮膚に喰いついてくるそうです。
小さなヒルは吸った血液で膨れ上がり、いっぱいに膨らむと自然に落ちていきますが、
血管を広げる分泌液を出すようで、しばらくは吸われた後も血が止まりません。
気づかない間に衣服が血に染まっているという事もよくあるそうです。
痛くも痒くもありませんが慣れないので気になってしまいます。
山歩きをされる方はよくご存知で対策も万全なのでしょうが、そんなことを知らずに来てしまった私の気持ちを引かせるには充分で、どんどん森の中へ入っていく気持ちになれませんでした(笑)

豊かな自然林では2日間雨が降っても小さな沢でも殆んど水の流れを見ることもありません。
たまに小さなぬかるみがありますが、そこは踏み固められた遊歩道くらいです。

自然林の森の中から聞こえてくる声は
アカショウビンのラブ&コール
ヤイロチョウの求愛の囀り(初めて囀りを聞きました)
アオバトの囀りはいつ聞いてもハトとは思えない(笑)
ツツドリが低音でリズムを引き受けます(笑)
他のキツツキ類もそれに加わり
ゴジュウカラの囀り(初めて囀りを聞きました)
トラツグミの神秘的な囀り
沢沿いへ行くと決まって聞こえる
ミソサザイの高らかな囀り
サンコウチョウのラブ&コール
ヤブサメが森の雰囲気を高めてくれて
オオルリの声も彩りを添えてくれます。
森のどこからでも聞こえてくる
イカルの色々に変化する囀り
キビタキの声はこの森から続く登山口あたりから聞こえてきます。
これらの囀りがたまに重なり森の豊かさを表現するかのように合唱になったりします。
静かに耳を傾けているのは至福の時です。

この囀りを聞きに今年もまた来てしまった。
もちろん録音もしてきましたが、相変らず編集に戸惑っています(笑)
アップロードできればいいのですが・・・。
これからの季節、小型で簡単なボイスレコーダーの方が使い勝手がいいようです。
この森の管理をされているNさんはケイタイの写真機能でヤイロチョウを撮られたそうで、ボイスレコーダーで録音されてました。
脱帽です(笑)
続く・・・。
あいにく宮崎は前日から入梅し、案の定熊本あたりから雨模様、
晴天を待っていても連休が潰れるだけですから、とにかく出ないと!
4時間余りの移動で着いた場所は保護された自然林が残された場所です。
初めの2日間は一日中雨で、しかも自然林の中ですから野鳥の囀りはたくさん聞こえてきますが、
姿を見るのは稀、シャッターを切ることもなく森の中を歩き回りました。
そんな中でも普通にニホンジカの群れと遭遇します。
初めの頃は驚き、珍しくもあり写真に撮りましたが、考えてみたらこういう風な光景が普通なんだと、
改めて麻痺した自分の感覚があるのを知ります。

雨は予想していたのでその対策はしてましたが、それ以外にこの季節ヤマビルがいました。
ヤマビルは森の中に入ると人間の体温、足音、呼吸等に反応して葉っぱから飛びついてきたり、足元から這い上がって皮膚に喰いついてくるそうです。
小さなヒルは吸った血液で膨れ上がり、いっぱいに膨らむと自然に落ちていきますが、
血管を広げる分泌液を出すようで、しばらくは吸われた後も血が止まりません。
気づかない間に衣服が血に染まっているという事もよくあるそうです。
痛くも痒くもありませんが慣れないので気になってしまいます。
山歩きをされる方はよくご存知で対策も万全なのでしょうが、そんなことを知らずに来てしまった私の気持ちを引かせるには充分で、どんどん森の中へ入っていく気持ちになれませんでした(笑)

豊かな自然林では2日間雨が降っても小さな沢でも殆んど水の流れを見ることもありません。
たまに小さなぬかるみがありますが、そこは踏み固められた遊歩道くらいです。

自然林の森の中から聞こえてくる声は
アカショウビンのラブ&コール
ヤイロチョウの求愛の囀り(初めて囀りを聞きました)
アオバトの囀りはいつ聞いてもハトとは思えない(笑)
ツツドリが低音でリズムを引き受けます(笑)
他のキツツキ類もそれに加わり
ゴジュウカラの囀り(初めて囀りを聞きました)
トラツグミの神秘的な囀り
沢沿いへ行くと決まって聞こえる
ミソサザイの高らかな囀り
サンコウチョウのラブ&コール
ヤブサメが森の雰囲気を高めてくれて
オオルリの声も彩りを添えてくれます。
森のどこからでも聞こえてくる
イカルの色々に変化する囀り
キビタキの声はこの森から続く登山口あたりから聞こえてきます。
これらの囀りがたまに重なり森の豊かさを表現するかのように合唱になったりします。
静かに耳を傾けているのは至福の時です。

この囀りを聞きに今年もまた来てしまった。
もちろん録音もしてきましたが、相変らず編集に戸惑っています(笑)
アップロードできればいいのですが・・・。
これからの季節、小型で簡単なボイスレコーダーの方が使い勝手がいいようです。
この森の管理をされているNさんはケイタイの写真機能でヤイロチョウを撮られたそうで、ボイスレコーダーで録音されてました。
脱帽です(笑)
続く・・・。
Posted by fukurou at 16:46│Comments(2)
│旅で出会った鳥たち
この記事へのコメント
こんばんは^^
鹿、まだ子どもですね。かわいいです!
森の中に動物が居ると、わたしも驚いてしまいます。
でもあたりまえなことなんですよね...。
しかし、山ビルはひきますね。
昔沢登りをした時に足についた経験あり...(^▽^;)怖いです
ヤイロ鳥もさりげなくいたのですね。
遠くても毎年訪ねるのを楽しみにできる、お気に入りの場所があるのは、
羨ましいです^^
鹿、まだ子どもですね。かわいいです!
森の中に動物が居ると、わたしも驚いてしまいます。
でもあたりまえなことなんですよね...。
しかし、山ビルはひきますね。
昔沢登りをした時に足についた経験あり...(^▽^;)怖いです
ヤイロ鳥もさりげなくいたのですね。
遠くても毎年訪ねるのを楽しみにできる、お気に入りの場所があるのは、
羨ましいです^^
Posted by harry at 2007年06月08日 22:56
harryさん こんばんは
鹿の写真を撮っていると地元の人に何が珍しいのだろう?
そんな感覚で見られました。
この場所へ来るとホントに環境の違いを感じてしまいます。
地理的には普通の場所なのですが、残された環境の違いで生態系がこれほど顕著に違ってくるんです。
たまにはこうした地元と違う環境も経験するのも色々感じるものがあります。
とか言いながらヤイロチョウばかり追いかけていましたが・・・(笑)
鹿の写真を撮っていると地元の人に何が珍しいのだろう?
そんな感覚で見られました。
この場所へ来るとホントに環境の違いを感じてしまいます。
地理的には普通の場所なのですが、残された環境の違いで生態系がこれほど顕著に違ってくるんです。
たまにはこうした地元と違う環境も経験するのも色々感じるものがあります。
とか言いながらヤイロチョウばかり追いかけていましたが・・・(笑)
Posted by fukurou at 2007年06月09日 00:19
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