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Posted by naturum at

2015年07月13日

アカショウビン

春の渡り観察を終了し6月中旬、今年も避暑を兼ねて山へ出向きます。

早朝から出かけて、林道を走りながら囀りを楽しみ、朝の囀りタイム以外の時間は車の中で寝てます。

この時間が実に気持ち良いのです。


去年、今年とアカショウビンの鳴き声で起こされ、すぐ横にアカショウビンが居た、

なんて事が続きました。

今年も山ではアカショウビンが多く鳴いていて、この鳥にとっては良い山になっているのがよく分かります。



今年のペアは早く繁殖を始めたようで、

見つけた時から頻繁に巣穴へ餌を運んでいました。

巣穴が林道沿いで、よくもまぁ危ういところで・・・。

近すぎて距離を保つのに苦労しました。


6月中旬、他のペアの多くは、未だ鳴き交わしを続けているのが殆どで、

去年の繁殖が遅かったペアの雛の巣立ちより、ほぼひと月早い巣立ちを終えたようです。

巣立ちの日は仕事で見れませんでしたが、推定で7月7日か8日でした。













巣穴の下に落ちていた卵の殻、馴染みのウズラの卵より大き目




他のアカショウビンも7月に入ると静かになり、子育ての最盛期に入ります。






  

Posted by fukurou at 17:31Comments(0)夏鳥

2009年07月30日

今日の鳥見から

ようやく今日は久し振りに青空を見た気がします。
天気予報ではこの後ずっと晴れマーク、九州北部もこれで梅雨明けのようです。

ゆっくり家を出て、今朝はこういう光景から始まりました。

カワセミ親子



親鳥はまったり、子供は落ち着きがなく周りを飛び回っていました。



「あまり遠くまで行かないのよ!」・・・そんな声が聞こえたような(笑)





今日もいつものように姿は見れないかと思ってましたが、森の中へ入ると幼鳥が多く、エナガ、ヤマガラ、キセキレイ、カワガラス、オオルリと親子連れが見られ、意外に楽しく過ごせました。

その中から少し成鳥した
まだまだオオルリ幼鳥♂



目を離せない
オオルリ♀親鳥




また他には可愛い小さなウリ坊2匹を連れたイノシシとも遭遇、いつものように目が合い逃げるかと思いきや、さすが子連れだと突進してきました。
少し驚きましたが、三脚を叩いて音を鳴らすと森の中へUターンしてくれました。

子連れの動物との遭遇は注意が必要ですね。




  

Posted by fukurou at 23:08Comments(4)夏鳥

2009年07月27日

高原の風景

いつまでもすっきりとしない残り梅雨

もう随分経過してしまいましたが7月初旬、涼しい高原へ行きました。

夜遅くまで仕事し、そのまま直行、暗闇の路肩に車をとめ仮眠、目を覚ますと・・・。

コジュリン






地元でコジュリンはおそらく渡りの時期でも観察されたことがありません。
違う渡りのルートのようです。


ホオアカ



地元では冬鳥と旅鳥が見られます。
旅鳥として通過する個体は他のホオジロ類よりかなり早く3月中旬以降から4月初旬の間に飛来しています。


セッカ



セッカは地元ではほぼ留鳥と思われていますが、渡りをする個体も居るようです。
旅鳥として通過する個体は3月中旬以降からほぼ5月初旬までの間で観察されています。


コヨシキリ



コヨシキリは地元ではさすがに繁殖してくれません。
毎年地元を通過していますが、4月中旬以降から6月初旬まで囀りを聞くことが出来ます。
このように繁殖地のようには姿を見せることはありません。


オオヨシキリ



オオヨシキリは地元では夏鳥です。

渡りの時期は気が付くと葦が少しでもあると、どこでも入り込んで鳴いているという感があります。
コヨシキリと同様に渡りの途中では姿はなかなか見せてくれませんが、コヨシキリより僅かに早く4月中旬から5月末頃までが渡りの時期になります。


この場所に来ると写真を撮るのを忘れてしまいます。

鳥がたくさん居て、たくさん見れるってホント、幸せです(笑)。

  

Posted by fukurou at 21:07Comments(2)夏鳥

2009年07月21日

アオバズク

フクロウの仲間で最も身近で、というより人間の近くを選んで繁殖しているようなアオバズク、近所の小学校付近から去年と同様、今年も長い期間夜になると鳴き声が聞こえていました。

物騒な世の中になり小学校などは関係者以外は立ち入れなくなり、探しに行けないのは残念ですが、きっと毎年ここで繁殖しているんだろうと想像し、また来年、鳴き声が聞こえてくるのを楽しみにしています。


そんな折、鳥見のお仲間から電話を頂き、去年巣立ち雛を見損ねていたので出勤前に見てきました。

ここのアオバズクは地域でとても有名で、人通りも多い街路樹で毎年繁殖してくれます。
子どもたちもお馴染みのようで「居た!居た!」とアオバズクと目を合わせて通って行くようです。
あまり騒ぐと大人たちから一喝されているようですが(笑)。

アオバズク(巣立ち雛)









アオバズク(成鳥)



雛が巣立つとすぐに巣から離れて見れなくなります。
もうこの場所には姿はありません。
また来年、この場所を知っている3羽の雛と2羽の親鳥
きっとまた無事戻ってくるのを楽しみにしてます。  

Posted by fukurou at 23:33Comments(2)夏鳥

2009年07月14日

コサメビタキ

それは嬉しい出会いでした。

私の大好きな鳥のひとつコサメビタキ


図鑑では九州以北、平地、低山の明るい林で夏鳥として繁殖するとあり、ずっと地元での繁殖場所を探していました。

去年地元の高山で夏場に確認されていて期待して

今年も渡りが終わった頃、同じ場所で見られています。

春と秋の渡り時期は普通に見られるのですが、この季節に出会えました。


コサメビタキ(幼鳥)





コサメビタキ(成鳥)





渡りの時期には囀りを聞いたことがありませんが、繁殖地では聞くことができます。



  

Posted by fukurou at 22:17Comments(6)夏鳥

2009年05月29日

オオルリ

市内の地元の山でも限られてはいますが、ようやく近年になりオオルリが旅鳥ではなくなり繁殖するようになりました。

3月から春の渡りを観察し続けたので繁殖地へ行くのは久し振りです。

すぐに気付いたのは去年よりオオルリの数が増えた感じがしたこと、

あちらこちらで飛びまわっていました。

1年経過して、また少し森が豊かになったかな?

こうした変化はとても嬉しいものです。



5月末、オオルリの初認からまだ2か月も経っていないのに、子育てで忙しく動き回っていました。







  

Posted by fukurou at 21:44Comments(4)夏鳥