2007年09月28日
ハチクマの渡り
ここは冷水岳、前日の烏帽子岳から50分余り移動してPキャンで夜明けを待ちました。
6時半から展望台へ立ち観察を始めました。
昨日と変わり一人です。
今日の目的は間近でハチクマを見ることでした。
早朝から意気込んで見ていたのですが、その時がやってきたのは11時過ぎ・・・
もうちょっと諦めかけていた時でした。
止まっていた風が動き出したと思うと・・・
この日再接近したハチクマ

トビより若干小さいハチクマですが、アカハラダカと比べるとゆったりと風を探しながら進んでいきます。
烏帽子岳の方角から飛んでくる長い群れ、小さな群れを見送るとまた次の群れ、単独の場合もありました。

おもしろい事にトビもハチクマの真似しているかのようにトビ柱もかなりの頻度で見られました。
最初はそう思っていました。
でもよく見るとトビの縄張りに入ってきたハチクマを追撃していたようです。
ハチクマはトビを相手にしませんでしたが、トビはちょっと必死のようです。

11時頃この日初めてのハチクマが姿を現してから12時前まで約40羽が流れて行きました。
この展望所から見える範囲は広い海側と狭い山側です。
その狭い山側をハチクマが通過するわけですから、通るとかなりの割合で頭上近くを通ります。
地元の会の方も途中来られて一昨年の彼岸の日のことを忘れられない記憶としてお話下さいました。
「一度に700羽のハチクマの流れがこの場所で見られて、カウントどころじゃなかった・・・」
それでもちゃんと数がはっきりしているのも大したものですが(笑)
お話を聞いているだけでもゾクゾクしてしまいます。

展望台にはこの地が日本本土最西端の地と記されていました。
これを見た時まさにこの場所から島伝いに渡っていく鳥達の方向感覚の鋭さには驚かされます。
本土最西端の教会と堤防

海を渡るハチクマの後ろ姿を見送っていると思わず手を振りたくなりますよ(笑)
結局この日は14時までの3時間で80羽余りが見れました。
前日は夕方までで400羽で少なかったという話です。
それでも低調だという話ですから、天候が安定した今週末あたりは最高の観察になるのでしょうか・・・。
また行きたいという気持ちもありますが、もう次の別種の鳥達が入ってきているようです。
明日はまた森へ行ってきます。
6時半から展望台へ立ち観察を始めました。
昨日と変わり一人です。
今日の目的は間近でハチクマを見ることでした。
早朝から意気込んで見ていたのですが、その時がやってきたのは11時過ぎ・・・
もうちょっと諦めかけていた時でした。
止まっていた風が動き出したと思うと・・・
この日再接近したハチクマ

トビより若干小さいハチクマですが、アカハラダカと比べるとゆったりと風を探しながら進んでいきます。
烏帽子岳の方角から飛んでくる長い群れ、小さな群れを見送るとまた次の群れ、単独の場合もありました。

おもしろい事にトビもハチクマの真似しているかのようにトビ柱もかなりの頻度で見られました。
最初はそう思っていました。
でもよく見るとトビの縄張りに入ってきたハチクマを追撃していたようです。
ハチクマはトビを相手にしませんでしたが、トビはちょっと必死のようです。

11時頃この日初めてのハチクマが姿を現してから12時前まで約40羽が流れて行きました。
この展望所から見える範囲は広い海側と狭い山側です。
その狭い山側をハチクマが通過するわけですから、通るとかなりの割合で頭上近くを通ります。
地元の会の方も途中来られて一昨年の彼岸の日のことを忘れられない記憶としてお話下さいました。
「一度に700羽のハチクマの流れがこの場所で見られて、カウントどころじゃなかった・・・」
それでもちゃんと数がはっきりしているのも大したものですが(笑)
お話を聞いているだけでもゾクゾクしてしまいます。

展望台にはこの地が日本本土最西端の地と記されていました。
これを見た時まさにこの場所から島伝いに渡っていく鳥達の方向感覚の鋭さには驚かされます。
本土最西端の教会と堤防

海を渡るハチクマの後ろ姿を見送っていると思わず手を振りたくなりますよ(笑)
結局この日は14時までの3時間で80羽余りが見れました。
前日は夕方までで400羽で少なかったという話です。
それでも低調だという話ですから、天候が安定した今週末あたりは最高の観察になるのでしょうか・・・。
また行きたいという気持ちもありますが、もう次の別種の鳥達が入ってきているようです。
明日はまた森へ行ってきます。
2007年09月26日
旅鳥情報(アカハラダカ、ハチクマ)
23日、24日と佐世保方面へタカの渡りを見に行きました。
23日は烏帽子岳、24日は冷水岳にしました。
残念ながら両日とも風が弱く、風に乗って渡っていく鳥達には最高の状況ではなかったのですが、
それでも私にとっては初めての観察、十分に楽しめました。

23日は主にアカハラダカの観察場所として知られる
烏帽子岳
ここは広い視界が強みで数多くの群れを確認出来、当たり外れが少ない所です。
この日も他県からも渡りを見ようと大勢の方々がいらっしゃいました。
殆んどベテランのバーダーですが、たまに私のような初心者も混じって鳥が飛ばない間は色々聞き耳をたてて学ぶことも多いです(笑)
この日一番大きかったアカハラダカの群れ

多い日はこんな光景が連続してあちらこちらで見られるのでしょう。
こうやって群れが固まって上昇気流を探しながら高度を上げ(タカ柱)、次々に群れが流れ始めると川のように見えます。
長留してそんな光景を見たいものです。
アカハラダカ幼鳥

アカハラダカは中国南西部周辺、朝鮮半島で繁殖し、東南アジア周辺で越冬しています。
日本では特に秋の渡りの時期、数千数万の大群で通過していく姿を見ることが出来ます。
大きさはハト大かやや小さめです。
この時期地元の森でもこのアカハラダカが羽を休めている姿を見ることがあるので、ハト大の鳥を見るとつい緊張してしまいます(笑)

この日は連続することも無く、肉眼で見れる限界の場所ばかり、結局アカハラダカ200羽余、ハチクマ20余程度でこの場所としては低調に終わりました。
アカハラダカ♀?成鳥

前日夕方はハチクマが観察場所の真上すれすれに70羽が通過して森の中へ消えていったと大騒ぎだったとの事で時間ギリギリまで粘りましたが、この日は何も起こらず終わりました。
残念でしたが自然観察はこんなものですね。
今年の渡りは遅れているというので、チャンスがあればまたアカハラダカの渡りは見たいと思っています。
24日のハチクマの渡りに続く・・・
23日は烏帽子岳、24日は冷水岳にしました。
残念ながら両日とも風が弱く、風に乗って渡っていく鳥達には最高の状況ではなかったのですが、
それでも私にとっては初めての観察、十分に楽しめました。

23日は主にアカハラダカの観察場所として知られる
烏帽子岳
ここは広い視界が強みで数多くの群れを確認出来、当たり外れが少ない所です。
この日も他県からも渡りを見ようと大勢の方々がいらっしゃいました。
殆んどベテランのバーダーですが、たまに私のような初心者も混じって鳥が飛ばない間は色々聞き耳をたてて学ぶことも多いです(笑)
この日一番大きかったアカハラダカの群れ

多い日はこんな光景が連続してあちらこちらで見られるのでしょう。
こうやって群れが固まって上昇気流を探しながら高度を上げ(タカ柱)、次々に群れが流れ始めると川のように見えます。
長留してそんな光景を見たいものです。
アカハラダカ幼鳥

アカハラダカは中国南西部周辺、朝鮮半島で繁殖し、東南アジア周辺で越冬しています。
日本では特に秋の渡りの時期、数千数万の大群で通過していく姿を見ることが出来ます。
大きさはハト大かやや小さめです。
この時期地元の森でもこのアカハラダカが羽を休めている姿を見ることがあるので、ハト大の鳥を見るとつい緊張してしまいます(笑)

この日は連続することも無く、肉眼で見れる限界の場所ばかり、結局アカハラダカ200羽余、ハチクマ20余程度でこの場所としては低調に終わりました。
アカハラダカ♀?成鳥

前日夕方はハチクマが観察場所の真上すれすれに70羽が通過して森の中へ消えていったと大騒ぎだったとの事で時間ギリギリまで粘りましたが、この日は何も起こらず終わりました。
残念でしたが自然観察はこんなものですね。
今年の渡りは遅れているというので、チャンスがあればまたアカハラダカの渡りは見たいと思っています。
24日のハチクマの渡りに続く・・・