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Posted by naturum at

2007年05月17日

夏鳥の記録(ヤマショウビン)

すっかり更新が遅れてしまいました・・・すみません。

そろそろ夏鳥達の移動も落ち着いてきたのか、このところ静かな森に変わってきました。
この3月後半から続いた賑やかな季節も終盤を迎えたようです。

鳥見を始めた去年は気づかなかった地元の鳥達がこんなに多いとはねぇ~
去年は鳥を見るためにちょくちょく小遠征していたのに・・・
今年は市内を通過する鳥達のごく僅かですが姿を見ることが出来て幸せな季節でした。
カッコウ達が揃ったらおそらく初夏と呼んでもよさそうです。

今日は5月3日に市内で今年初認されたヤマショウビンを公開します。

5月4日と8日の休みに運よく2度も姿を見ることが出来ました。

ヤマショウビン(5月8日撮影)


ブッポウソウ目カワセミ科
大型のカワセミ類

仲間が待つ繁殖地である朝鮮半島からインド東北部まで移動したようです。
抜けないでそのまま繁殖して欲しかったのですが、この大型の野鳥を満足させる自然では無かったと
いうことでしょうか・・・
繁殖相手が同時期に入ってくればその可能性もあったのかもしれませんね。
残念です。




5月4日撮影(雨)

私のレンズでは遠いので見れる画像ではこれくらいが精一杯です。
よく見ると何やら咥えてます。

無理やりトリミングしてみましょう。



カエルがこの場所でのメインの獲物なんでしょう・・・

5月8日にもカエルを食べているシーンを目撃しました。
捕食したカエルを放り投げて咥えなおすシーンです。
      

こういうシーンに出会えると分かっていればもっと倍率が稼げるデジスコを用意していたのですが、
ちょっと残念な思いを残してしまいました。
まぁ~姿を見れただけでも非常に幸運なことで、高望みと言われそうですが(笑)



以前熊本で見たカワセミもこんな感じで食事のあと、2時間あまりじっと寛ぐ姿を思い出しました。
たまに顔を動かす程度で変化が無いのですが、目の前の光景を映画1本分の時間眺めていても
飽きることがありません。
この鳥一羽で映画のように非日常の世界へ連れて行ってくれます。

普通に通り過ぎる森の中に隠れて暮らす鳥達の世界。

一期一会でこれから先もう出会えない鳥だとしたら準備だけは怠り無くしなくと思ってしまいます。

それにしても、こういう鳥が身近な自然の中で見れる幸せは今回も痛切に感じます。

この場所を毎日管理している方々とも顔見知りになり、たまに立ち話をしていますが、
野鳥にも随分感心をもって頂けるようになっているようで鳥好きとしては嬉しいことです。

こういう自然を守る方々に本当に感謝です。  

Posted by fukurou at 01:33Comments(10)野母崎半島の鳥達