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2007年02月05日

花芽へ・・・

シメの記事からちょうど10日、シメの次はやはりウソ(雌)でした。


花芽へ・・・

いつもの散策路の入り口付近で、この朝初めに目につけた鳥でした。
始めの距離は3~40m程ありました。

遠目ではグレーに黒のシジュウカラのような色彩でしたが、ちょっと大きい・・・

道の端の方へ寄り、身体を低くしながら少しずつ近づきました。
木の影から先の木の陰へ・・・誰も見ていないつもりで忍者スタイルです(笑)

そんな事をしても警戒心の強い鳥ならとっくに逃げています。

でも、まったくその気配はありません。

身を低くしたまま観察を続け、少しずつ間合いを詰めて写真に撮りました。


花芽へ・・・

①の写真、左側の鳥です。

前回シメと同様にguitarbirdさんの鳥図鑑をご紹介させてもらいます。



guitarbirdさんの鳥図鑑は何度読み返しても分かりやすくって参考になります。
これからも読み返させて頂きます。
私の書き込んだコメントと日付を見ると、鳥を目的に近くの森へ散策へ初めて出かけた3日前でした。
もしかして、このウソの写真は私の鳥見の端緒になっているのかもしれません(笑)



私のウソのイメージが喉から頬あたりまで続く紅赤色がきれいな鳥とインプットされていたので、帰宅してから図鑑で確認するまで不明の鳥状態でした。

そういう訳で判明した時 思わずウソ~♪ でした(笑)

右側のウソ
花芽へ・・・

2羽いたのでてっきり番いだと思っていましたが、紅赤色が双方共に見えないので雌なのでしょう。

写真を随分長く撮り続け、その後周りも随分探しましたが、紅赤色をした雄は見つけることが出来ませんでした。

ついでに書き添えますが、慎重に近づいたのですが、最後の方は普通に真下とか歩き回っても我関せずの態でサクラの花芽を貪っていました(笑)

こんな野鳥もいるのか・・・驚きです。


花芽へ・・・ 花芽へ・・・


食べ方はちょっと・・・ですが(笑)

春を迎えた喜びは感じているようです。


花芽へ・・・

花芽の柔らかな所を次から次へと食べていきます。
鳥図鑑の記述でもありましたが
ウソの大群が果樹園へ来ると害鳥になるのも肯けますね。


花芽へ・・・

満腹で少し眠くなったのでしょうか・・・(笑)

この頃からフィ   フィ   フィ  フィフィ

別の場所から小さな声でフィッフィッ

口笛を吹くように聞こえてきました。

ちょっと物悲しい口笛ですが、私は大好きな音色でした。

私の持っている鳴声のCD図鑑でさえずりも聞いてみました。

フィォ~フィフィフィフィ~と鳴くようです。

これもやはり寂しい感じがします。
母性本能をくすぐる音色と旋律であるのは、私は間違いないと思います(笑)

ウソ

本州中部以北の亜高山地帯と北海道の針葉樹林で繁殖、
冬季は全国の丘陵地、低山帯で見られる。


私の地元でも見られました。
皆さんのところでも、山にあるサクラ並木に来ていると思われます。
紅赤色のナプキンをした鳥・・・探してみて下さい。
私も今度は雄を探してみます。


⑦ 実際はこんな感じに見えると思います。
花芽へ・・・






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この記事へのコメント
おはようございます、guitarbirdです

ウソは今年も旭山でほぼ必ず存在を確認できます。
アカウソも見ることができましたし、ウソはやっぱりいいなぁ、と。
囀りは先日日勝峠で初めて聞きましたが、
標高1000mくらいの場所だったので、神秘的な響きがしました。
それでますます、ウソが大好きになりました(笑)。
Posted by guitarbird at 2007年02月05日 07:18
おはようございますjuiceです。

やっぱり、サクラですか。コッチでも、何時もサクラの花芽を食べてます。最近、ウソの存在に気づくのは、囀りじゃなくて、サクラの木の下を通るとポロポロと食べかすが落ちてきて、見上げるといるってのが多いです。メスのウソは、最初見たときは、シメ?って思ったくらいオスとは、印象が違いますよね。でも、一緒にいたので、あ~メスなのかな~って思いました。
Posted by juice at 2007年02月05日 08:52
おはようございます^^
ウソもシメも、身近な鳥なんですね?まだ存在に気がつきません。
桜の樹の花芽をたべちゃうなんて、桜には災難ですが(笑)
こんど桜をみかけたら、ウソを探してみようかな。居るでしょうか?^^楽しみです。
鳥を見るよさって、同時に山や林や川辺にいられる事かなあと感じます。
ここ数年間は自分のために使える時間を捻出する事ができなかったけれど、近頃やっとわずかな時間でも外にいけるようになって本当に嬉しいです^^
Posted by harry at 2007年02月05日 09:18
guitarbirdさん こんばんは

確かに高山、針葉樹林の中で聞こえるウソの鳴声は神秘的でしょうね。
聞いてみたいものです。
ウソのさえずりが聞けたということは、イカルのように繁殖期というのが無いという事でしょうか・・・それとも縄張り宣言の鳴声でしょうか。

先日の今年最大の寒波がきてから、数日の間に○レンジャクが見れたし(どっちか判明出来ませんでしたが)、ウソが見れて、冬鳥達が寒波で南下を進めたのかとも思ってしまいます。
Posted by fukurou at 2007年02月05日 22:11
juiceさん こんばんは

やっぱりそちらもサクラでしたか!
鳴声が聞ければいっぱつで存在が分かりますが、ボロボロと食べかすを落すのも分かりやすい目印かもしれませんね。
でも、そちらとこっちと個体数が随分違うでしょうから、とりあえず私の所では鳴声が見つける為の手がかりになりそうです。
もうしばらく花芽も残っているので居てくれそうな気がします。
Posted by fukurou at 2007年02月05日 22:39
harryさん こんばんは

過去の記録によると、稲佐山でのウソは稀な鳥の範疇になっているようです。
シメは探せば見つかる・・・そんな感じでしょうか。
どっちにしても、冬鳥ですから年によって変動するでしょうから、今回見れたのは非常に幸運だったと思っています。

身近な自然の素晴しさを鳥を通じて教えられてきた・・・そんな1年を過した訳ですが、自然の中に身を置く時間に比例して発見するものも増えて、楽しみも比例しています。
身近な自然の大切さは、もう去年の自分と違って実感として切に思います。
Posted by fukurou at 2007年02月05日 23:11
こんばんは。
なるほど、胸の部分が赤くないから雌なんですね。確かに、guitarbirdさんの記事の写真とは随分印象が違いますね!
鳥の図鑑でも、雄と雌・成鳥と幼鳥・夏羽と冬羽が網羅されているものを探しているのですが、なかなか見つかりません。
アトリ科の鳥は、これから会いたい鳥がいっぱいです!
ところで、先日こちらで密かに(?)発足した「鵜の川鳥見愛好会」、ぜひfukurouさんもお誘いしたいなぁ、とnaruさんと話してたんですが、いかがでしょうか?(^^)
Posted by hiro_traviq at 2007年02月07日 00:14
hiroさん こんばんは

そうなんです。
ウソのイメージはguitarbirdさんの写真が代表のようなイメージで、地元では出会うことがないと思っていたので尚更分かりませんでした。

よく見ると姿と口ばしの色が黒っぽいのでもウソだとすぐ識別できそうです。

ここ稲佐山ではベニマシコも稀な鳥として記録があるので楽しみです。
もう、次の休みが待ち遠しい状態です(笑)

>図鑑
そういう網羅されているのがあれば私も買います(笑)

(CD Books)
日本野鳥大鑑(鳴声420)
蒲谷 鶴彦
これは思い切って買いました。
さえずりと地鳴きとが収められているので、とても重宝しています。

知らない鳥が多いので本当に識別で苦労しています^^;

「鵜の川鳥見愛好会」お誘い有難うございます。
是非入会させて下さい・・・って行けそうにないですが(笑)
気持ちだけはもう入会していました(笑)
よろしくお願いします。
Posted by fukurou at 2007年02月07日 01:11
おはようございます。

本日届く予定でしょうか。
バタバタしていて何も出来ずにいたので悔やんでおります。
本当はご連絡差し上げたかったのですが気付いたときにはもう・・・

ウソのイメージってこうも変わるのですね。
でもぎたばさんとこのウソのほうが太っている感じがします。
スリムな美人ウソというところでしょうか。(笑)
Posted by 牛とろば at 2007年02月07日 09:47
こんにちは
ウソのメスは、首周りのピンクがないんですね。
きっと出会ったとしても、メスだとウソって気づかない気がします。
野鳥図鑑で見る写真は普通の姿ですが、fukurouさんの写真は、
どれも愛嬌のある写真でいいですね。
Posted by 白パンダ at 2007年02月07日 12:30
牛とろばさん こんばんは

ありがとうございます。
無事届きました。
何だか年中忙しくって、ゆっくり食事する時間がないので
休みの日にゆっくりした気分で味わって頂く事にします。

ウソをはじめアトリ科の野鳥はどうしても北の鳥というイメージがあり、
実際ウソもそちらではたくさん見られると思います。
冬場の野鳥が休んでいる姿はどんな鳥も丸まって可愛いですね。
こっちの冬ではウソにとっては春なのでしょうね・・・きっと(笑)
Posted by fukurou at 2007年02月07日 21:04
白バンダさん ありがとうございます。

ウソもそうですが、赤い鳥を見たいですね。

すまし顔の図鑑風の写真もありますが、せっかくその日に観察した鳥達ですから、出来るだけ皆さんにそうした光景をお見せできたらと・・・
そういう意図で選択しています。

まだ、色々お忙しいでしょうがご自愛下さい。
Posted by fukurou at 2007年02月07日 21:21
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