ナチュログ管理画面 自然の風景と動植物 自然の風景と動植物 九州・沖縄 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2006年11月10日

猛禽三昧

森山干拓地へ到着したのはもう昼前でした。

すぐに目に入ってきた光景です。

猛禽三昧


何の鳥の群れでしょうか・・・

黄色が目に付くのでカワラヒワかとも一瞬考えましたが、あの独特の鳴声ではありません。

ワンポイントの黄色のメッシュとは違い、腹部に斑が見えるのでアオジっぽい感じです。

ここで識別に引っ掛るとタイトルの猛禽が登場できないので先へ・・・(笑)


この野鳥の群れを狙っているもう一羽の鳥が居ました。

猛禽三昧

おそらくコチョウゲンボウではないかと思っています。

チョウゲンボウは先日から飛来しているのですが、遅れてくるコチョウゲンボウが加わって、いよいよこの場所の小鳥達は、うかうか出来ない季節になっています。


この場所を離れ移動するとまた、電柱に止まっている姿が見えました。

猛禽三昧

猛禽三昧

これもコチョウゲンボウでしょうか?
2羽いました。

かなり近くで飛んでくれましたが撮れません、小さくても直線的に飛んでくるので迫力満点です。

この場所ではヒバリがターゲットになっていました。

猛禽三昧

思わず「いっぱいいるなぁ~」

小型の猛禽ですが、これけ生息出来る環境がまだ残っている・・・そんな事を感じながら眺めていました。



探鳥会の移動する車の列を見つけて、最後の30分参加する事になりました。
車列に後ろから追いついて到着した場所に鉄塔がありました。

「ハヤブサがいる!」

猛禽三昧

ここではハヤブサは留鳥、でも中々姿を見れなかったのですが、念願が叶いました。

なるほど、この広大な干拓地の中で最も高い場所がこの鉄塔です。

猛禽類が好みそうな場所

逆光だったので回り込んで写真に撮りました。

猛禽三昧

猛禽三昧

人間の白目のところが黄色・・・成鳥の証だそうです。

森山干拓地では、この小型の猛禽、タカ目ハヤブサ科の種が多く観察する事が出来ます。

閉め切り前の諫早の干潟に隣接するこの場所は、現在の姿を見てもその環境の素晴しさを実感させるに充分なような気がします。

猛禽三昧

開発の狭間で取り残された昔の川の風景がここにはあります。

開発によって残された原風景、ギロチンで水質は悪化してもこの風景は残してもらいたいです。


この日は本当に小型の猛禽を頻繁に見ることが出来ました。

短い探鳥会も終わり、また初めの場所へ戻りました。

猛禽三昧

これもコチョウゲンボウだと思います。

本当に小さい・・・

猛禽三昧

猛禽三昧

キジバト大というのが実感できるでしょうか?

近づくのが難しいのでどうしてもこういう写真が多くなります。
普通にこれまで近づけた距離でも通用しませんでした。

上の写真のように30~40m離れた対岸に止まっていても、強く警戒しているのが分かります。

猛禽三昧

数時間経過してもまだ狩は続いてました。

猛禽三昧

いったいどれ位のコチョウゲンボウが入ってきているんだろう・・・



最後にハヤブサの鉄塔まで戻ってみたら、まだ居ました。




チャンスなので長く使わなかったデジスコのテストです

スコープでのトリミング無しの写真です。

コンデジのズームは使っていません。

猛禽三昧

今度は光学3倍ズームで、ノートリミング

猛禽三昧

もう少し近くの被写体と光線の具合が良ければ・・・




猛禽とずっと関わった一日でした・・・

超望遠レンズが欲しいと思ってしまった一日でもありました(笑)

探鳥会の前半ではチョウゲンボウ、ミサゴも見れたそうです。
冒頭の小鳥の群れについて・・・

何の鳥の群れでしょうか・・・

私も最も気になっているのですが、もう少しだけ分かり易い写真をUPします。


猛禽三昧

マヒワでは無いか?とguitarbirdさんよりのコメントを頂いています。

図鑑で確認すると、よく似ています。

どうでしょうか・・・

再度、私も調べ直したいと思っています。


同じカテゴリー(諫早干拓地の鳥たち)の記事画像
越冬する鳥たち
シベリアジュリン
まったりとお正月
ホシムクドリ
ツクシガモ
今日の鳥見から
同じカテゴリー(諫早干拓地の鳥たち)の記事
 越冬する鳥たち (2010-02-07 22:18)
 シベリアジュリン (2010-02-03 22:08)
 まったりとお正月 (2010-01-03 00:16)
 ホシムクドリ (2009-03-04 23:22)
 ツクシガモ (2009-01-26 19:31)
 今日の鳥見から (2009-01-10 23:55)
この記事へのコメント
こんばんわ、guitarbirdです

鉄塔にとまってるハヤブサですが、山じゃないと逆に
とまった時に見やすいようですね。
まあ、冬に木々の葉が落ちると同じかもしれないですが、
山よりもこういう場所が見やすい理由が分かりました。

あのことについては、後で来ます(笑)。
Posted by guitarbird at 2006年11月10日 22:10
こんばんは!
ハヤブサですねぇ~
子供の頃の図鑑。もしくは時代劇(^^ゞなどでしかお目にかかった事がありません。
実際にみられるなんてすごいですね。
やはり絵になる鳥だなあと思いました。
Posted by harry at 2006年11月10日 22:17
guitarbirdさん こんばんは

ハヤブサ・・・やっと見れました。

記事に出来てほっとしている所です。
名前だけは猛禽の中ではメジャーですが、実際見れなかったので想いが募っていました(笑)

でも、まだ飛んでいる姿を見ていないので、これからの課題です。
その頃には新しいレンズも届いているかな?

地獄へまた一歩・・・(笑)
Posted by fukurou at 2006年11月10日 22:23
harryさん こんばんは

そうなんです!
これまで見たかったハヤブサ・・・名前が特別カッコイイですよね(笑)

今回でこの鉄塔まで行くと見れる可能性が高いことが分かりました。
ハヤブサは都市の中にまで入り込んでいると話には聞いてますが、高いビルのこういう所を好んでいるのでしょうね。
Posted by fukurou at 2006年11月10日 22:29
おはようございますペコリ(o_ _)o))
超望遠・・・500ですか?
野鳥の撮影には望遠がいりますね・・・
猛禽類の狩りの様子を見るのは初めてです。さらにハヤブサと聞くと未知の領域です。
この自然が残っている場所が何時までも残ればいいですね。
Posted by naru at 2006年11月11日 08:09
naruさん こんばんは

野鳥、動物、生き物との付き合いはこのまま続きそうですから、望遠は600に・・・
結局行き着くところまで行ってしまえと(笑)

それに伴い頑丈な一脚と雲台を探さないといけません。
どこかネットで買えるところ知りませんか?
Posted by fukurou at 2006年11月11日 20:35
こんばんは
小型とはいっても沢山の猛禽が見られて、本当にいい環境なんですね。
ハヤブサ、この名前はおっしゃるように独特の響きがありますね。
Posted by ADIA at 2006年11月11日 20:42
こんばんわ、guitarbirdです

さて、本題(笑)。
1枚目の写真は、マヒワじゃないかな、と最初に見て思いました。
fukurouさんが書いている特長、
カワラヒワに似てるけど声が違う、胸から腹に縞
写真で見える翼の黄色い帯、M字型に切れ込んだ短い尾、
そして、群れている数が多いこと・・・すべて当てはまります。
平凡社の図鑑で見ると九州にも冬鳥として来るようですし。
アオジはもっと尾が長いですね。
どうも私は、体質的に、猛禽より小鳥がより気になるようでして・・・(笑)。
Posted by guitarbird at 2006年11月11日 20:44
こんばんは。

以前テレビで大都会に住むハヤブサの特番を見てから、とても興味のある鳥になっています。
高い場所を好むのはこの鳥のプライドですよね、きっと。

素晴らしい画像に感激です(^^)
Posted by nanacat at 2006年11月11日 21:07
こんばんわ <^)

干拓地:えさ多い→小鳥多し→猛禽現る・・ということでしょうか?
ご苦労もあるかと思いますが、いろいろと種類が撮れるものですね。
本「鳥の名前」を見ながら拝見しとりました。(・_・)
Posted by クマゲラ (^> at 2006年11月11日 21:40
こんばんは

隼はさすがに精悍ですね~。
格好いいです。私みたい、ははは。
Posted by いつまでも野球少年 at 2006年11月11日 23:00
ADIAさん こんばんは

今の時期は一年で最もタカ類が多く見れる時期のようです。
環境が相当悪化してこの光景です・・・
以前の本当に豊かだった諫早湾の光景を見て記憶していたかったです。
環境に対して無関心だった事・・・無念です。
Posted by fukurou at 2006年11月12日 01:48
guitarbirdさん ありがとうございます

渡りのマヒワが立ち寄っても不思議は無いのですが・・・
この場所を定点に観察されているFさんの記録には無いのが気になっています。
冬鳥だとしたら記録には残すと思うのですが、少しだけ分かり易い写真を追加しました。
Posted by fukurou at 2006年11月12日 01:53
nanacatさん こんばんは

こういう鉄塔に居てくれると見つけやすいですね(笑)
おそらく、この場所は決まったハヤブサの休憩場所のような気がします。
もう少し、かっこよく撮ってあげたかったのですが・・・
次、頑張ります(笑)
Posted by fukurou at 2006年11月12日 01:59
いつまでも野球少年さん こんばんは

精悍さでは負けてないかも知れませんね(笑)
体力は野球少年さんの勝ちで・・・しょう^^;
Posted by fukurou at 2006年11月12日 02:01
クマゲラさん こんばんは

場所が変わると色々な種類の生き物が観察できて、時間がいくらあっても足りません。
自分も帰宅してPCに落として4冊ある野鳥図鑑を何度も開いています(笑)
Posted by fukurou at 2006年11月12日 02:06
こんばんわ
今日は午前日が照っていたのですばやく里山ウォーキングしてきましたが、カラスに他に、風が強くて、小鳥の一団が飛ばされるように通り過ぎていくのを見ただけでしたね。 >^)
Posted by クマゲラ (^> at 2006年11月12日 19:15
クマゲラさん こんばんは

強風の時は野鳥の活性は低いみたいです。
喜んでいるのはトビくらいでしょうか(笑)

トビが風を自由にキャッチしながら飛んでいる姿は好きです。
カラスもよく見ると冬鳥で渡ってくる種類もいますので・・・
今度写真が撮れたら記事にします。
里山の散策は楽しいですよね!
Posted by fukurou at 2006年11月12日 22:29
こんばんは^^
ハヤブサの写真、少し構成しなおしましたね。

ハヤブサの真正面からの顔って童顔でかわいらしいなあ、と思いました。
上からしっかりとfukurouさんに目線を向けていますね!!
ハヤブサはfukurouさんをしっかり観察していたんですね(^▽^)
Posted by harry at 2006年11月13日 20:37
harryさん こんばんは

はい!いつものように野鳥達に観察される側です(笑)
ハヤブサはここの留鳥ですから、人馴れしていますね。

これまでRAW専用だった現像ソフトで、今使っているSILKY PIX
がjpegでも使えるようになったので、それを使って露出補正してみました。
Posted by fukurou at 2006年11月14日 01:30
コチョウゲンボウの狩りといい、ハヤブサといい、こんなのを見れるなんて羨ましい環境ですね~。
ほんと、いつまでもこのような風景が残って欲しいものです。
Posted by Chum88 at 2006年11月14日 22:20
chumさん こんばんは

おそらくここは以前、日本一の干潟ではなかったでしょうか・・・
ひいき目でそう思ってしまします(笑)

飛び交う野鳥も比べられない程だったと、探鳥会で話を聞いています。
それだけ、自然が豊かだったんですね。
これ以上悪化して欲しくないです・・・
Posted by fukurou at 2006年11月17日 00:15
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
猛禽三昧
    コメント(22)