2011年04月17日
3月後半~4月前半の渡り
場所を変えれば色々たくさんの渡りが見られるのでしょうが、私は毎年同じ場所で渡ってくる鳥達を見続けています。
その環境故にどうしても偏りがちな鳥の種類になってしまいますが、定点で見ることで渡りをよりよく実感出来、変化がよく分かります。
全体的に3月は静かな日々が続きました。
ノビタキやアカハラなど、例年3月末には必ず見られていた鳥たちの姿はなく、約半月遅れで4月に入ってからのの観察になりました。
数日の遅れならば、たまたま見逃していたとか、天候の巡り合わせとかの理由で片づけることが出来ます。
今年は少し違う渡りの年になりそうな予感がします。
これまで冬でさえ見ることのなかったハギマシコが3月中に通過し、今年の冬の厳しさ
を物語るようでもありました。
3月は去って行く鳥の方が多く、通り過ぎる鳥達との出会いは少なく静かな探鳥の日々が殆どです。
そんな季節にいつも同じ場所へやってくるルリビタキ♂
私の過去の同じ頃の記事を見て頂ければ面白いように同じ鳥が記録されています。
また今年の厳冬が影響かサクラの開花の時期までアカウソが見られました。
今年は確実に越冬したと思われる群れが各地で見られこの冬の特徴のひとつになりました。
さてまずはムクドリ類の渡りをまとめてみます。
冬鳥として今年始めて越冬した鳥でギンムクドリもあります。
地元では数年前までただのムクドリさえ珍しい鳥だったことを思えば驚くべき変化です。
現在、市街中心部のムクドリはビルを巧みに利用し繁殖を続け、環境への適用力に長けた鳥だと感心させられます。
県内某所でこのところ毎年越冬個体が見られるホシムクドリもこの場所を通過、
4月に入りコムクドリと続き、
近年は春と秋の渡りの時期に少数が観察されるようになったカラムクドリがこれから5月頃にかけて渡ってきます。
2010年5月撮影(以前越冬した冬羽と比べると全体に赤みがあり繁殖羽の美しさがあります)
次はツグミ類の前半の渡りをまとめます。
まずはトラツグミが早い時期によく見れるようになります。
トラツグミは越冬している個体もありますが、この時期にはあちらこちらで観察されます。
渡りの時期ですから越冬する個体と違い見易くなります。
ノドアカツグミ♀
私的にはお初の鳥です。
雄の成鳥だったら分かりやすい鳥なんですが鳥インフルエンザで立ち入り禁止区域でいつのまにか悠然と現れた個体。
人間が入らない区域、期間が長かったので鳥たちには楽園だったでしょうね。
人が入りだした途端に1,500羽余越冬していたオシドリが旅立ちました。
ハチジョウツグミ
ハチジョウツグミは毎年ツグミ類では早い時期に渡ってくる鳥です。
近年は冬でも1羽はツグミの中で見るようになりました。
アカハラ
アカハラは大きな群れで入ることが多く、越冬しているシロハラを数で凌駕します。
とにかく賑やかになり渡りを実感するにはもってこいの鳥のひとつです。
カラアカハラ
数年前まで迷鳥扱いのカラアカハラでしたが、過去2年で定期的に少数が群れで観察出来るようになり実態が分かってきました。
今年もようやく出会えて良かったなぁと安堵しながらシャッターを切りました。
最後にヤツガシラ
今年は何羽を見れるだろうかと楽しみにしています。
2羽目
3羽目
4羽目
出会う度、少しだけスナップしました。
渡りの本番はこれから・・・。
その環境故にどうしても偏りがちな鳥の種類になってしまいますが、定点で見ることで渡りをよりよく実感出来、変化がよく分かります。
全体的に3月は静かな日々が続きました。
ノビタキやアカハラなど、例年3月末には必ず見られていた鳥たちの姿はなく、約半月遅れで4月に入ってからのの観察になりました。
数日の遅れならば、たまたま見逃していたとか、天候の巡り合わせとかの理由で片づけることが出来ます。
今年は少し違う渡りの年になりそうな予感がします。
これまで冬でさえ見ることのなかったハギマシコが3月中に通過し、今年の冬の厳しさ
を物語るようでもありました。
3月は去って行く鳥の方が多く、通り過ぎる鳥達との出会いは少なく静かな探鳥の日々が殆どです。
そんな季節にいつも同じ場所へやってくるルリビタキ♂
私の過去の同じ頃の記事を見て頂ければ面白いように同じ鳥が記録されています。
また今年の厳冬が影響かサクラの開花の時期までアカウソが見られました。
今年は確実に越冬したと思われる群れが各地で見られこの冬の特徴のひとつになりました。
さてまずはムクドリ類の渡りをまとめてみます。
冬鳥として今年始めて越冬した鳥でギンムクドリもあります。
地元では数年前までただのムクドリさえ珍しい鳥だったことを思えば驚くべき変化です。
現在、市街中心部のムクドリはビルを巧みに利用し繁殖を続け、環境への適用力に長けた鳥だと感心させられます。
県内某所でこのところ毎年越冬個体が見られるホシムクドリもこの場所を通過、
4月に入りコムクドリと続き、
近年は春と秋の渡りの時期に少数が観察されるようになったカラムクドリがこれから5月頃にかけて渡ってきます。
2010年5月撮影(以前越冬した冬羽と比べると全体に赤みがあり繁殖羽の美しさがあります)
次はツグミ類の前半の渡りをまとめます。
まずはトラツグミが早い時期によく見れるようになります。
トラツグミは越冬している個体もありますが、この時期にはあちらこちらで観察されます。
渡りの時期ですから越冬する個体と違い見易くなります。
ノドアカツグミ♀
私的にはお初の鳥です。
雄の成鳥だったら分かりやすい鳥なんですが鳥インフルエンザで立ち入り禁止区域でいつのまにか悠然と現れた個体。
人間が入らない区域、期間が長かったので鳥たちには楽園だったでしょうね。
人が入りだした途端に1,500羽余越冬していたオシドリが旅立ちました。
ハチジョウツグミ
ハチジョウツグミは毎年ツグミ類では早い時期に渡ってくる鳥です。
近年は冬でも1羽はツグミの中で見るようになりました。
アカハラ
アカハラは大きな群れで入ることが多く、越冬しているシロハラを数で凌駕します。
とにかく賑やかになり渡りを実感するにはもってこいの鳥のひとつです。
カラアカハラ
数年前まで迷鳥扱いのカラアカハラでしたが、過去2年で定期的に少数が群れで観察出来るようになり実態が分かってきました。
今年もようやく出会えて良かったなぁと安堵しながらシャッターを切りました。
最後にヤツガシラ
今年は何羽を見れるだろうかと楽しみにしています。
2羽目
3羽目
4羽目
出会う度、少しだけスナップしました。
渡りの本番はこれから・・・。
Posted by fukurou at 23:19│Comments(0)
│春の渡り
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。