2011年04月22日
そろそろ本番
いよいよホオジロ類の渡りが始まりました。
この時期から冬鳥のアオジと入れ替わりで色々なホオジロ類が入ります。
アオジはまだ少し残っていますが、この時期繁殖の準備で美しい囀りをそこかしこで聞かせてくれ、そんな姿をこっそりと探すのが楽しみのひとつです。
でも大抵は見られているのに気付かれて姿を隠すか飛ばれてしまいますが、動いた先ですぐに囀りを初めています。
ほぼ冬鳥のクロジ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオアカを除いて通過していく旅鳥のホオジロ類でほぼ最初に渡ってくるのは
シベリアアオジ♂

シベリアアオジ♀タイプ

このところつい最近までアオジがいた場所の殆どで見られます。
これほど多くのシベリアアオジを見たのは初めてで、何と言おうかこれだけ多いと渡ってしまった今では希少となった普通のアオジを見つけると嬉しくなってしまいます(笑)。
ほぼ同日に入ってきたシロハラホオジロもここでは毎年お馴染の鳥、
しかし今年はシベリアアオジと同じく数が違います。
どこを歩いてもシロハラホオジロばかり、ここにも留鳥で普通のホオジロもいますがこのところ肩身が狭い思いでしょう(笑)。

シロハラホオジロ♂

シロハラホオジロ♀タイプ

午後から歩いただけでトラツグミが9羽、ルリビタキが30羽以上と、目に見える範囲で
これだけの鳥が見れるというのは近辺の山の中には隠れて見えない鳥の数が推し量られます。
素晴らしい渡りです。
ルリビタキ♀タイプ

ノビタキ♂

コルリ

この個体は刈り取った菜の花の実を真昼間に懸命に採餌していました。
明るい場所へは殆ど出て来ない鳥だという認識が崩れた瞬間です。
頑張って食べて繁殖地へ向けて飛び立って欲しいものです。
キビタキ♂

飛来数が多くなると、こうして写真に撮れる割合が増えてきます。
やはりキビタキを見ると嬉しくなりカメラを向けてしまいます。
ヒタキ類の渡りもまだ始まったり、早朝の囀りを聞きに出かけるため寝不足の日々が続きます。
この時期から冬鳥のアオジと入れ替わりで色々なホオジロ類が入ります。
アオジはまだ少し残っていますが、この時期繁殖の準備で美しい囀りをそこかしこで聞かせてくれ、そんな姿をこっそりと探すのが楽しみのひとつです。
でも大抵は見られているのに気付かれて姿を隠すか飛ばれてしまいますが、動いた先ですぐに囀りを初めています。
ほぼ冬鳥のクロジ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオアカを除いて通過していく旅鳥のホオジロ類でほぼ最初に渡ってくるのは
シベリアアオジ♂
シベリアアオジ♀タイプ
このところつい最近までアオジがいた場所の殆どで見られます。
これほど多くのシベリアアオジを見たのは初めてで、何と言おうかこれだけ多いと渡ってしまった今では希少となった普通のアオジを見つけると嬉しくなってしまいます(笑)。
ほぼ同日に入ってきたシロハラホオジロもここでは毎年お馴染の鳥、
しかし今年はシベリアアオジと同じく数が違います。
どこを歩いてもシロハラホオジロばかり、ここにも留鳥で普通のホオジロもいますがこのところ肩身が狭い思いでしょう(笑)。
シロハラホオジロ♂
シロハラホオジロ♀タイプ
午後から歩いただけでトラツグミが9羽、ルリビタキが30羽以上と、目に見える範囲で
これだけの鳥が見れるというのは近辺の山の中には隠れて見えない鳥の数が推し量られます。
素晴らしい渡りです。
ルリビタキ♀タイプ
ノビタキ♂
コルリ
この個体は刈り取った菜の花の実を真昼間に懸命に採餌していました。
明るい場所へは殆ど出て来ない鳥だという認識が崩れた瞬間です。
頑張って食べて繁殖地へ向けて飛び立って欲しいものです。
キビタキ♂
飛来数が多くなると、こうして写真に撮れる割合が増えてきます。
やはりキビタキを見ると嬉しくなりカメラを向けてしまいます。
ヒタキ類の渡りもまだ始まったり、早朝の囀りを聞きに出かけるため寝不足の日々が続きます。
2011年04月17日
3月後半~4月前半の渡り
場所を変えれば色々たくさんの渡りが見られるのでしょうが、私は毎年同じ場所で渡ってくる鳥達を見続けています。
その環境故にどうしても偏りがちな鳥の種類になってしまいますが、定点で見ることで渡りをよりよく実感出来、変化がよく分かります。
全体的に3月は静かな日々が続きました。
ノビタキやアカハラなど、例年3月末には必ず見られていた鳥たちの姿はなく、約半月遅れで4月に入ってからのの観察になりました。
数日の遅れならば、たまたま見逃していたとか、天候の巡り合わせとかの理由で片づけることが出来ます。
今年は少し違う渡りの年になりそうな予感がします。
これまで冬でさえ見ることのなかったハギマシコが3月中に通過し、今年の冬の厳しさ
を物語るようでもありました。
3月は去って行く鳥の方が多く、通り過ぎる鳥達との出会いは少なく静かな探鳥の日々が殆どです。
そんな季節にいつも同じ場所へやってくるルリビタキ♂

私の過去の同じ頃の記事を見て頂ければ面白いように同じ鳥が記録されています。
また今年の厳冬が影響かサクラの開花の時期までアカウソが見られました。

今年は確実に越冬したと思われる群れが各地で見られこの冬の特徴のひとつになりました。
さてまずはムクドリ類の渡りをまとめてみます。
冬鳥として今年始めて越冬した鳥でギンムクドリもあります。


地元では数年前までただのムクドリさえ珍しい鳥だったことを思えば驚くべき変化です。
現在、市街中心部のムクドリはビルを巧みに利用し繁殖を続け、環境への適用力に長けた鳥だと感心させられます。
県内某所でこのところ毎年越冬個体が見られるホシムクドリもこの場所を通過、

4月に入りコムクドリと続き、

近年は春と秋の渡りの時期に少数が観察されるようになったカラムクドリがこれから5月頃にかけて渡ってきます。
2010年5月撮影(以前越冬した冬羽と比べると全体に赤みがあり繁殖羽の美しさがあります)

次はツグミ類の前半の渡りをまとめます。
まずはトラツグミが早い時期によく見れるようになります。
トラツグミは越冬している個体もありますが、この時期にはあちらこちらで観察されます。
渡りの時期ですから越冬する個体と違い見易くなります。

ノドアカツグミ♀

私的にはお初の鳥です。
雄の成鳥だったら分かりやすい鳥なんですが鳥インフルエンザで立ち入り禁止区域でいつのまにか悠然と現れた個体。
人間が入らない区域、期間が長かったので鳥たちには楽園だったでしょうね。
人が入りだした途端に1,500羽余越冬していたオシドリが旅立ちました。
ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミは毎年ツグミ類では早い時期に渡ってくる鳥です。
近年は冬でも1羽はツグミの中で見るようになりました。
アカハラ

アカハラは大きな群れで入ることが多く、越冬しているシロハラを数で凌駕します。
とにかく賑やかになり渡りを実感するにはもってこいの鳥のひとつです。
カラアカハラ


数年前まで迷鳥扱いのカラアカハラでしたが、過去2年で定期的に少数が群れで観察出来るようになり実態が分かってきました。
今年もようやく出会えて良かったなぁと安堵しながらシャッターを切りました。
最後にヤツガシラ
今年は何羽を見れるだろうかと楽しみにしています。
2羽目

3羽目

4羽目

出会う度、少しだけスナップしました。
渡りの本番はこれから・・・。
その環境故にどうしても偏りがちな鳥の種類になってしまいますが、定点で見ることで渡りをよりよく実感出来、変化がよく分かります。
全体的に3月は静かな日々が続きました。
ノビタキやアカハラなど、例年3月末には必ず見られていた鳥たちの姿はなく、約半月遅れで4月に入ってからのの観察になりました。
数日の遅れならば、たまたま見逃していたとか、天候の巡り合わせとかの理由で片づけることが出来ます。
今年は少し違う渡りの年になりそうな予感がします。
これまで冬でさえ見ることのなかったハギマシコが3月中に通過し、今年の冬の厳しさ
を物語るようでもありました。
3月は去って行く鳥の方が多く、通り過ぎる鳥達との出会いは少なく静かな探鳥の日々が殆どです。
そんな季節にいつも同じ場所へやってくるルリビタキ♂
私の過去の同じ頃の記事を見て頂ければ面白いように同じ鳥が記録されています。
また今年の厳冬が影響かサクラの開花の時期までアカウソが見られました。
今年は確実に越冬したと思われる群れが各地で見られこの冬の特徴のひとつになりました。
さてまずはムクドリ類の渡りをまとめてみます。
冬鳥として今年始めて越冬した鳥でギンムクドリもあります。
地元では数年前までただのムクドリさえ珍しい鳥だったことを思えば驚くべき変化です。
現在、市街中心部のムクドリはビルを巧みに利用し繁殖を続け、環境への適用力に長けた鳥だと感心させられます。
県内某所でこのところ毎年越冬個体が見られるホシムクドリもこの場所を通過、
4月に入りコムクドリと続き、
近年は春と秋の渡りの時期に少数が観察されるようになったカラムクドリがこれから5月頃にかけて渡ってきます。
2010年5月撮影(以前越冬した冬羽と比べると全体に赤みがあり繁殖羽の美しさがあります)
次はツグミ類の前半の渡りをまとめます。
まずはトラツグミが早い時期によく見れるようになります。
トラツグミは越冬している個体もありますが、この時期にはあちらこちらで観察されます。
渡りの時期ですから越冬する個体と違い見易くなります。
ノドアカツグミ♀
私的にはお初の鳥です。
雄の成鳥だったら分かりやすい鳥なんですが鳥インフルエンザで立ち入り禁止区域でいつのまにか悠然と現れた個体。
人間が入らない区域、期間が長かったので鳥たちには楽園だったでしょうね。
人が入りだした途端に1,500羽余越冬していたオシドリが旅立ちました。
ハチジョウツグミ
ハチジョウツグミは毎年ツグミ類では早い時期に渡ってくる鳥です。
近年は冬でも1羽はツグミの中で見るようになりました。
アカハラ
アカハラは大きな群れで入ることが多く、越冬しているシロハラを数で凌駕します。
とにかく賑やかになり渡りを実感するにはもってこいの鳥のひとつです。
カラアカハラ
数年前まで迷鳥扱いのカラアカハラでしたが、過去2年で定期的に少数が群れで観察出来るようになり実態が分かってきました。
今年もようやく出会えて良かったなぁと安堵しながらシャッターを切りました。
最後にヤツガシラ
今年は何羽を見れるだろうかと楽しみにしています。
2羽目
3羽目
4羽目
出会う度、少しだけスナップしました。
渡りの本番はこれから・・・。
2011年03月21日
ヒメチョウゲンボウの渡り
越冬している鳥達を見ていると少しずつ数が減ったり、見えなくなったり
また今まで見れなかった鳥がひょいと現れたりすることが多くなりました。
ツバメも1週間ほど前から姿を見せ、早朝から出かけると囀りの数も増えて楽しい季節です。
この日は強い北西の風が吹き、寂しいフィールドでしたが車で移動しながら目に止まった小さな点、
距離は数百米、断崖の途中にある枯れ枝に鳥影、
一応双眼鏡を当てると僅かに美しい赤褐色、
車を止めて慌ててスコープ+アイピース60倍で観察すると小型のタカだと分かり、未見の鳥だと直感し一枚だけ写真を撮りました。
遠くで動きも少なく、まったりした様子だったので何の鳥だろうと車載の図鑑と見比べていたら直ぐに飛んでしまいけし粒程の鳥影は見えなくなり、
後にヒメチョウゲンボウでは?と写真を仲間の皆さんに見てもらい証拠の1枚になりました。
その1枚だけの写真です。
断崖のヒメチョウゲンボウ

何とかヒメチョウゲンボウ♂と分かる1枚で良かったです。

追加
数時間また飛んでくるかと待ち、一度だけ姿を見せたところを何とか慌てて撮った写真がありました。
ただ残念なことに曇天で暗いうえに真っ白な空、強風に煽られて猛スピードで消えました。
単に腕が足りないだけですが、プラス3補正で姿がようやく分かる写真がありました。
とても綺麗な雄の成鳥だっただけに残念です。


まあ条件が良い日だったらこの手の鳥は軽々と通過していて見れなかっただろうと自分を慰めるしかないのでしょうね。
また今まで見れなかった鳥がひょいと現れたりすることが多くなりました。
ツバメも1週間ほど前から姿を見せ、早朝から出かけると囀りの数も増えて楽しい季節です。
この日は強い北西の風が吹き、寂しいフィールドでしたが車で移動しながら目に止まった小さな点、
距離は数百米、断崖の途中にある枯れ枝に鳥影、
一応双眼鏡を当てると僅かに美しい赤褐色、
車を止めて慌ててスコープ+アイピース60倍で観察すると小型のタカだと分かり、未見の鳥だと直感し一枚だけ写真を撮りました。
遠くで動きも少なく、まったりした様子だったので何の鳥だろうと車載の図鑑と見比べていたら直ぐに飛んでしまいけし粒程の鳥影は見えなくなり、
後にヒメチョウゲンボウでは?と写真を仲間の皆さんに見てもらい証拠の1枚になりました。
その1枚だけの写真です。
断崖のヒメチョウゲンボウ

何とかヒメチョウゲンボウ♂と分かる1枚で良かったです。
追加
数時間また飛んでくるかと待ち、一度だけ姿を見せたところを何とか慌てて撮った写真がありました。
ただ残念なことに曇天で暗いうえに真っ白な空、強風に煽られて猛スピードで消えました。
単に腕が足りないだけですが、プラス3補正で姿がようやく分かる写真がありました。
とても綺麗な雄の成鳥だっただけに残念です。


まあ条件が良い日だったらこの手の鳥は軽々と通過していて見れなかっただろうと自分を慰めるしかないのでしょうね。
2011年03月09日
春一番(ヤツガシラ)
2011年02月09日
ウソ
2011年02月03日
冬の贈り物
久しぶりに更新しています。
旧暦では新しい年の始まり、私としてはこの旧暦の方が季節の節目としてしっくりときます。
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年の冬は記録的な寒波、これまで地元で見れそうで見れなかった冬鳥を求めて高山を中心に出歩いています。
標高で約1000m程で日中の気温が氷点下近く、積もった雪は春まで残雪となります。
これまで数年に一度しか巻かなかったタイヤチェーン、今年は休みの度で手慣れたものになりました。
そんな厳しい環境で餌も乏しい場所に、そんな寒さを適温と感じる冬鳥たちが来ていました。
カヤクグリ


南千島から日本でのみ見られる準日本固有種で、冬になると越冬のため南下してきます。
2年前は隣県までは南下していたそうですが、今年の寒波でもうひと山越して来てくれました。

カヤクグリという名前から連想されるようにほぼ単独で草むらの中を歩きながら採餌しています。
飛んでくれると分かりやすいのですがゴソゴソと落ち葉を掻き分け、どうかすると葉の中に潜ってしまうような鳥で、
近くで観察していてもどこへいるのか分からなくなる瞬間があります。

最初の写真以外はトリミングしていません。
採餌中に運良く出会うと警戒心はほぼ皆無で近すぎて写真に撮れないこともありました。
ひとしきり食べ歩き、動かなくなり瞬きも多くなり暫しまどろみタイムの写真。

この写真では大きく見えるかもしれませんが、スズメ大で意外と小さく可愛い鳥でした。
この冬の贈り物のもう一種
ハギマシコ

私が鳥見を始める前に記録があったのでいつかは地元で見たいと切望していた鳥のひとつでした。
一面の銀世界の登山道の入り口、雪道を歩きまわって探す覚悟でしたが出会いはあっけないものでした。

純白の雪の中で見るシックな色合いハギマシコ、暖かそうな密な羽毛はいかにも冬鳥らしい姿で美しいものです。

雪の中に埋まる、自然の冷蔵庫から雪と一緒に餌を探す様子は愛らしく寒さを忘れます。

明日は立春、雪解けを待って登れなかった場所へ出かけるのが楽しみです。
旧暦では新しい年の始まり、私としてはこの旧暦の方が季節の節目としてしっくりときます。
遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
今年の冬は記録的な寒波、これまで地元で見れそうで見れなかった冬鳥を求めて高山を中心に出歩いています。
標高で約1000m程で日中の気温が氷点下近く、積もった雪は春まで残雪となります。
これまで数年に一度しか巻かなかったタイヤチェーン、今年は休みの度で手慣れたものになりました。
そんな厳しい環境で餌も乏しい場所に、そんな寒さを適温と感じる冬鳥たちが来ていました。
カヤクグリ
南千島から日本でのみ見られる準日本固有種で、冬になると越冬のため南下してきます。
2年前は隣県までは南下していたそうですが、今年の寒波でもうひと山越して来てくれました。
カヤクグリという名前から連想されるようにほぼ単独で草むらの中を歩きながら採餌しています。
飛んでくれると分かりやすいのですがゴソゴソと落ち葉を掻き分け、どうかすると葉の中に潜ってしまうような鳥で、
近くで観察していてもどこへいるのか分からなくなる瞬間があります。
最初の写真以外はトリミングしていません。
採餌中に運良く出会うと警戒心はほぼ皆無で近すぎて写真に撮れないこともありました。
ひとしきり食べ歩き、動かなくなり瞬きも多くなり暫しまどろみタイムの写真。
この写真では大きく見えるかもしれませんが、スズメ大で意外と小さく可愛い鳥でした。
この冬の贈り物のもう一種
ハギマシコ
私が鳥見を始める前に記録があったのでいつかは地元で見たいと切望していた鳥のひとつでした。
一面の銀世界の登山道の入り口、雪道を歩きまわって探す覚悟でしたが出会いはあっけないものでした。
純白の雪の中で見るシックな色合いハギマシコ、暖かそうな密な羽毛はいかにも冬鳥らしい姿で美しいものです。
雪の中に埋まる、自然の冷蔵庫から雪と一緒に餌を探す様子は愛らしく寒さを忘れます。
明日は立春、雪解けを待って登れなかった場所へ出かけるのが楽しみです。

