久しぶりのサシバ
野母崎半島といえば春の渡りで賑わった場所ですが、猛禽類は記事にしていなかったと思います。
春の渡りは秋の渡りの大きな群れ、流れるような渡りと違い、
どちらかというと家族単位の小さな群れがゆっくり上空を通過していく光景が見られました。
それでも5月中頃から渡りが見られ
サシバ、アカハラダカ、ツミ、ハチクマが確認出来ました。
ツミ (5月13日撮影)
サシバ (5月20日撮影)
そんな楽しい時期にちょっと気になる写真が撮れていました。
巣材を運ぶサシバ
サシバは本州および九州で繁殖する夏鳥ですが、地元で繁殖の情報は聞いた事がありませんでした。
ですから5月にこの写真が撮れた時は密かに期待していたのです。
ワシ、タカの渡りにはまだ早いこの時期に、この場所を訪れたのは運がよければそのサシバの姿が見られれば・・・
そんな想いを持ちながらいつもより上空に注目していたら、出ました!
サシバ幼鳥
もちろん、春に観察した巣材を運ぶサシバがこの場所での繁殖に成功したと結論するには無理があります。
ただ私事の鳥日記としては、5月中旬以来久しぶりの訪れた数時間の間に、
私の想いの中で空白の時間は繋がっていて繁殖の記録と記憶に刻むことにしたいと思います。
思わずガッツポーズ(笑)
先日
カワセミを記事にしましたが、今日も森の鳥たちの渡りはまだかと散策に出たついでにカワセミを撮りました。
カワセミのマイポイントが見つかりましたので、これからこの場所のカワセミは季節ごとに観察していきたいと思います。
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