ヒメチョウゲンボウの渡り

fukurou

2011年03月21日 00:00

越冬している鳥達を見ていると少しずつ数が減ったり、見えなくなったり

また今まで見れなかった鳥がひょいと現れたりすることが多くなりました。

ツバメも1週間ほど前から姿を見せ、早朝から出かけると囀りの数も増えて楽しい季節です。


この日は強い北西の風が吹き、寂しいフィールドでしたが車で移動しながら目に止まった小さな点、

距離は数百米、断崖の途中にある枯れ枝に鳥影、

一応双眼鏡を当てると僅かに美しい赤褐色、

車を止めて慌ててスコープ+アイピース60倍で観察すると小型のタカだと分かり、未見の鳥だと直感し一枚だけ写真を撮りました。

遠くで動きも少なく、まったりした様子だったので何の鳥だろうと車載の図鑑と見比べていたら直ぐに飛んでしまいけし粒程の鳥影は見えなくなり、

後にヒメチョウゲンボウでは?と写真を仲間の皆さんに見てもらい証拠の1枚になりました。

その1枚だけの写真です。

断崖のヒメチョウゲンボウ



何とかヒメチョウゲンボウ♂と分かる1枚で良かったです。



追加

数時間また飛んでくるかと待ち、一度だけ姿を見せたところを何とか慌てて撮った写真がありました。
ただ残念なことに曇天で暗いうえに真っ白な空、強風に煽られて猛スピードで消えました。
単に腕が足りないだけですが、プラス3補正で姿がようやく分かる写真がありました。

とても綺麗な雄の成鳥だっただけに残念です。





まあ条件が良い日だったらこの手の鳥は軽々と通過していて見れなかっただろうと自分を慰めるしかないのでしょうね。









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